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Wix Learn ウェブアクセシビリティとは

更新日:3 時間前


こんにちは!

Web制作会社 アクトワン 代表 和田英也です!


ウェブアクセシビリティとは、障がいの有無や年齢、デバイス環境にかかわらず、誰もがウェブサイトやオンラインサービスにアクセスし、利用できる状態を指します。


例えば、視覚や聴覚に障がいのある方、身体的な制約を抱える方、高齢者、さらには一時的な障がいを持つ方でも、平等にウェブを活用できることが重要です。


WixLearnでは、ウェブアクセシビリティの重要性や、Wixを活用してアクセシビリティ対応を進める方法について解説します。


現在、誰もが快適に利用できるウェブサイトを構築することは、技術的にも社会的にも当たり前のこととなりつつあります。


Wixには、支援技術が必要な方や、恒久的・一時的・突発的な障がいや制限を持つ方々に配慮したサイトデザインを可能にする豊富なツールが組み込まれています。


Wixが提供する公式オンライン教材『Wix Learn』のウェブアクセシビリティ講座では、アクセシビリティの重要性やその要件について学び、Wixサイトを最適化する方法を身につけることができます。

熱意溢れるヘンリー氏のレッスンは アクセシビリティの理解を深めてくれます。

是非実際にご覧下さい。


WixLearn 第1回のUnderstand web accessibilityはまずはイントロといったところ。


ウェブアクセシビリティはどのような人たちに必要なのか、国や地域でどのように取り組まれているのかを知ることができます。


これからWixのウェブアクセシビリティの資格取得を目指す方には必須の内容となるので、ご紹介いたします。




SECTION1:Design for every limitation


WHOによると、世界に障がいを持つ人は10億人以上いて、その数は今も増え続けています。

Webデザインの観点からみると、障がいは4つのカテゴリーに分けて考えるのが一般的です。

障がいの4つのカテゴリー
障がいの4つのカテゴリー

  1. 視覚障害…目が見えない方・視力が著しく悪い方

  2. 聴覚障害…高度難聴・耳が聞こえない・遠い方

  3. 運動機能障害…全身付随の方から一部の軽微な運動機能障害も含む

  4. 認知機能障害…ADHD、失読症、自閉症スペクトラム障害など


※アクセシビリティは恒久的な障がいを持つ人だけでなく、一時的あるいは特定の状況下で制限がある人も対象になります。



調査によると世界の25%に恒久的な障がいか一時的あるいは特定の状況下での制限があると言います。


つまり世界市場全体の1/4にあたる人々がホームページにアクセスできる対象から除外されていることになるのです。


SECTION2:Comply with the law

近年、障がいを持つ方の人口が増加しているだけでなく、世界各国でウェブアクセシビリティを義務付ける法律を制定する国も増えています。


そのため、ウェブアクセシビリティは道徳的な観点だけでなく、法律や今後の法整備を見据えた視点からも重要性が高まっています。


Wixでは、アクセシビリティ対応済みのテンプレートを数多く用意しているため、カンタンにアクセシビリティに配慮したウェブサイトを構築できます。

さらに、Wixのすべての機能はアクセシビリティに対応するよう設計されており、ユーザーが実際に操作しやすいウェブサイトを作成できる仕組みになっています。


アクセシビリティ対応するためにWixはWCAG(Web Content Accessibility Guidelines)に準拠しています。


このガイドラインは、Web Accessibility Initiative(※1)が公開しており、ウェブデザイナーがサイトのアクセシビリティを確認する際に役立つ基準です。


WCAGの特徴的な点は、「Meet-in-the-middle方式(※2)」でアクセシビリティを実現するよう設計されていることです。

これにより、スクリーンリーダーや音声入力装置など、さまざまなアクセシビリティテクノロジーデバイスとの互換性を確保できます。


※1 Web Accessibility Initiative(WAI) 標準のブラウザだけでなく様々なユーザーエージェントを用いてWorld Wide Webにアクセスする人々のためにウェブアクセシビリティを向上することを目的としている団体
※2 Meet-in-the-middle方式 ここでは、ウェブサイトのデザイン(提供側)とアクセシビリティ技術デバイス(ユーザー側)が協力し合い、双方の役割を果たすことでアクセシビリティを実現する仕組みを指します。

また、多くのデバイスメーカーもWCAGに準拠した製品を開発しており、ユーザーの多様なニーズに応えています。

そのため、WCAGに従ってウェブサイトをデザインすれば、自然と幅広いデバイスやユーザーに対応することが可能になります。


アクセシビリティを意識した設計は、より多くの人々にとって使いやすいウェブサイトを作る第一歩です。


SECTION3:Choose an accessible template

Wixのウェブアクセシビリティ対応テンプレートを使用する場合、テンプレートメニューで「新しいサイトを作成」をひらき、「アクセシビリティ対応」と入力、検索すれば目的のテンプレートはすぐに見つけられます。


Wixのウェブアクセシビリティ対応テンプレート
Wixのウェブアクセシビリティ対応テンプレート

注意事項 Wixを使用してウェブサイトを構築することで、アクセシビリティ対応を簡単に進めることができますが、地域や国によってはアクセシビリティに関する法律や規制が異なる場合があります。

そのため、Wixを利用したからといって、必ずしもすべての規制に準拠できることを保証するものではありません。

アクセシビリティ対応のルールや要件は、法律だけでなく地域の事情や対象ユーザーのニーズにも影響されるため、最終的な確認と対応は各サイト管理者の責任となります。


規制に準拠するには現地での法律をよく理解し、資格を持った専門のアドバイザーに相談しましょう。




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